新たなる活力

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現在の日本社会は暗くて長いトンネルから抜け出せずにいて国民の多くは将来に対する希望が見えない状態にあります。

若い世代も将来に対する夢を抱くことが出来ず新たなことにチャレンジするより現状維持を試みようというような傾向が強く見受けられるように見えます。

それに対して政治は益々混迷を増し、日本社会が陥っている閉塞感からの脱却は政治には期待出来ない状況です。

日本経済の低迷は少子高齢化による労働力不足も大きな要因と言われています。

私は学生時代にマクロ経済を専攻し高等数学を用いて世界経済を分析しましたが、社会人になり三井物産で13年間、その後独立起業して21年間半のビジネスの世界から日本経済を分析し、学生時代の机上の論理とは全く違った側面から日本経済の先行きを分析することが出来ました。

世間でいう少子高齢化による労働者不足というものはあくまでも前提つきのものです。

それは物理的な年齢が60-65歳に達したという理由だけで第一線からの引退を余儀なくされる現行制度に基づいています。

早世する人たちも含めた平均寿命が男女とも世界トップクラスの日本は二人に一人は90歳近くまで生きる計算です。

60-65歳で第一線を引退すると人生の約1/3を残した時点で社会の第一線から距離をおくということです。

そういう人たちの多くが諸外国、特に発展途上国で優遇され大きな戦力になっていることに鑑み常に日本のシニアパワーの有効利用に付いて考えて来ました。

私の敬愛する聖路加国際病院の日野原重明理事長は、私が知っている範囲で最も日本の将来に関して明確なビジョンとご自身のビジョンに向けた行動力をお持ちの方です。


超人とは正に日野原先生のためにあるような言葉で100歳を超えた今でも早朝から深夜までハードスケジュールをこなし5年先のスケジュールまでぎっしり詰まっていらっしゃる程です。

私も一度日野原先生の10年先まで予定を書き込むことの出来る手帳を見せて頂きましたが、本当に5年先までの講演予定などを含めたスケジュールが書き込まれていました。

ひるがえって自分の手帳の三ヶ月先は透け透けで余りの差に恥ずかしくなったことがありました(笑)

その日野原先生は

新老人の会

という組織を主催され、全国39都道府県に支部があり約12,000人のメンバーを有しています。


新老人の会の活動目的の中の一つの大きなテーマは『自立』で、老後の生き方を自ら勇気をもって選択し、自立とよき生活習慣をそれぞれの家庭や社会に伝達すると共に、次の時代をより健やかにする役割を担うことを奨励しています。

新老人の会ではシニアメンバーは75歳以上です。詰まり、本当の意味で老人として認められる正会員は75歳からなのです。60歳から75歳未満はジュニア会員、20歳から60歳未満はサポート会員と位置づけられています。

私の年代は一般社会ではそろそろ第一線からの引退を余儀なくされる年代ですが、新老人の会ではまだジュニア会員どころかサポート会員なのです(笑)

私は兼ねてより日本の労働者不足を解消する方法は

* 女性の労働環境を改善し女性が安心して子育てをしながら就労できる環境を作ること。

* 海外からの移民を積極的に引き受けること。特に私の持論は海外の子供を積極的に養子縁組で受け入れ、子供たちが早い段階から日本社会に適応する方が一般の移民政策よりも日本にあった方法だと考えています。

* シニアの活性化。


を実行することだと思っています。

子供を安心して産み育てることの出来る基盤作りと海外の子供たちを養子縁組して受け入れる環境作りは日本の将来に向けて必要不可欠なことだと信じますが、優柔不断な政府の動きでは実現にかなりの時間を要します。また移民政策もわが国の長い単一民族の歴史の中で培われてきたDNAを変えるには、国民の意識改革が必要不可欠です。

その中で私はシニア世代を活性化して日本社会のために貢献してもらうことが一番短期的活現実的に取り組める方策だと思っていました。


そこで私は日野原先生に企画書を提出して現在の『新老人の会』をフェイスブックに連動して『フェイスブック新老人の会』を立ち上げてシニア世代を活性化することを提案しました。

具体的には

* 2015年までに現在の会員数を12,000人から30,000人にする。

* 24時間、365日リアルタイムで繋がり、ソーシャル・ネットワーク・サービスの様々な企画で会員同士の交流を深めることによりシニアの活動範囲が従来のものをとは比べ物にならないほど広がり活発になる。

* 現実の社会でなかなか実現することが難しい子供、孫などの世代との交流もフェイスブックを通じて行い、異なる世代間の交流を深め相互理解を増すことにより社会全体が一体感を増すことに繋がる。


などが実行できるようなインフラ作りを最初の三年間の行動計画の柱として考えています。

会員数は30,000人60,000人、100,000人と増えていくことを考えていますが、会員数の増加に伴い社会に向けた発言力も増して行くことのみならず、社会に対する様々なより大きな貢献も可能となって行きます。

5月1日付で『フェイスブック新老人の会』が正式に発足し、連休を利用して本部との活動計画の確認と本部、支部の有志達が集まり勉強会を行いました。

活動内容の詳細は近日中に新老人の会のフェイスブックページとホームページが完成しますのでご参照下さい。


日野原先生の近未来の講演は5月19日に行われます。

ご案内ページは追ってご連絡しますが、日野原先生からご覧になった『東日本大震災』を通して『いのちとは何か?』、『いきるとは何か?』を考え日本の再生に向けた先生のお考えを語られます。

米国タイム誌で最も世界で影響力のある100人に選出された菅野武先生(志津川病院)も同日講演されます。

我々『フェイスブック新老人の会』の事務局も応援しているイベントです。


皆様もこの機会に是非日野原先生から直接今後の日本のあるべき姿に関するお考えをお聴き下さい。

『いのちの大切さ』、『日本の将来』に付いて考える良い機会ですよ(^^)










都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 日記 タグ: パーマリンク

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