イースターエッグ

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この間都内の有名なスーパーに立ち寄った際に、製菓コーナーで

『イースターチョコの作り方』

という実演をしていました。

『えっ!何で?』

というのが正直な最初の印象でした。

なぜなら、私の知っているイースターとチョコレートの関連性は全くなかったからです。

日本ではクリスチャンの人たち以外には一般的ではありませんが、イースター(復活祭/ふっかつさい)はキリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する日です。

復活祭は現在の暦では基本的に

春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日

に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。

今年のイースター(復活祭)は4月8日ですが、クリスチャンにとっては一週間前の今日から復活祭にかけては特に重要な一週間として位置づけられ、来るべき

主(イエス)の復活に

備えるのです。

復活祭は英語ではイースター(Easter)、ドイツ語ではオースタン(Ostern)と言いますが同じヨーロッパでもイタリアやスペイン及びラテン系の国々ではパスカ(Pascha)と呼ばれています。

もともとはユダヤ教の

過ぎ越しの祭り

をさすヘブライ語のパスハが語源ですが、英語のイースター及びドイツ語のオースタン派ゲルマン人の用いた春の月名エオストレモナト(Eostremonat)に由来しているといわれています。


復活祭のことを詳細に説明しようとすると最低数ページのレポートになるところを、端折って説明しましたが、お分かり頂けましたでしょうか?(笑)

さて、話は表題のイースターエッグに戻しますと、私が14歳まで11年間過ごしたドイツでは、復活祭にの殻に絵の具などで鮮やかな色彩を施したゆで卵を作る習慣がありました。

そしてその卵を家の中や庭のいろいろなところに隠して子供たちに探させるという遊びも行われました。

私は幼少の頃、復活祭のミサはどうでも良かったですが、帰宅して家の庭のところどころに事前に母親が隠しておいたイースターエッグを探すのに夢中になったことを思い出します(笑)

子供ながらにある年

『何故タマゴ?』

と疑問に思い母親に質問したことがありました。

理由は、もともと雛が卵から生まれることを、イエスが墓から出て復活したことに結びつけたもの、また、長い冬が終わり草花、木々に再び生命が甦る喜びを表したものといわれています。

しかし、それでは冒頭のスーパーの

『何故チョコレート?』


という疑問に対しては、チョコレートを良く見ると何と

タマゴの形をしたチョコレートでした(笑)


日本人の何でも商売に結びつける商魂の逞しさに恐れ入りました。

その内にイースター饅頭とかイースター羊羹なんていう商品も出るかもしれませんね(笑)

春の訪れは

恋の季節

というのは洋の東西を問わず同じみたいです


特に北ヨーロッパなどの国々の人たちにとって、長い厳寒の冬を経て草花が眩いばかりに一斉に萌える春の訪れは、一層恋の芽生える季節なのかもしれません。

女性の方にはお叱りを受けるかもしれませんが、私は一般的に女性より男性の方がロマンチストが多いと思います。

特に私が普通の人が見向きもしないことに価値を見出し、周囲の反対を押し切って自分なりにその目標に到達することに、最大のロマンを感じて生きてきたから勝手にそう思っているのかもしれませんが(笑)

Elton John(エルトン・ジョン)のYour Song(僕の歌は君の歌)。

歌詞の中にある

『今お金はないけど、(努力して)お金を手に入れたら二人が一緒に住める大きな家を君に買ってあげるよ・・・・世の中は君がいてくれるだけで限りなく素晴らしいのだ』

ロマンチックな男心を歌った曲です(^^)


http://www.youtube.com/watch?v=13GD78Bmo8s



都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 文化 タグ: パーマリンク

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