アキバ系

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昨夜秋葉原のライブハウスに行ってきました。

知り合いがゲスト出演をするということで招待を受けたからです。

最後に秋葉原という街に出掛けたのはかなり昔のことでした。

当時はまだ家電を中心とした電気製品のディスカウントを売りにして、海外からの観光客がが必ずといっていいほど立ち寄る街でしたが、ファッション性に乏しく若者を惹き付ける街ではありませんでした。

しかし、秋葉原の大改造計画によって生まれ変わった街は今では世界を代表する新しい文化を世界に配信する場所になっていました。

そうです。いわゆる『オタク文化』のメッカなのです(笑)

アキバ系ファッション、メイド喫茶などいろいろ有りますが、なんと言っても特筆すべきは『二次元の世界』に群がる若者の姿でしょう。

以前テレビの報道番組をで紹介されていた 二次元のキャラクター以外の現実の世界の異性に興味を抱かない若者の姿を

『二次元の恋人』

と題してブログを書きました。

そのとき、その若者達のインタービューを見て強い関心を抱くと共に、現実の世界からの逃避傾向が強まっている若者の将来に一抹の不安も覚えました。

そういうこともあり、『新生秋葉原』を是非とも体験してみたいという気持ちも有りましたので出掛けてみました。

ライブハウスに行く途中に今ではすっかり全国的に名を馳せたメイド喫茶も満員の客で賑わっていました。

中には入りませんでしたが、外から覗いたら昔の英国風のメイドの制服を来たウェートレスが笑顔で接客していて、客はメイドをうっとりとした顔をしながら眺めたりおしゃべりをしたりしているという一種独特の空間でした。

因みに昔の英国風のメードの制服とは、黒または濃紺のワンピース、フリルの付いた白いエプロンを組み合わせたエプロンドレスに、同じく白いフリルの付いたカチューシャの組み合わせが基本です。

正直何がいいのか全く分かりません(笑)

ライブハウスは定員200名ぐらいの比較的小さなところでしたが、人気アーチストがゲストで出るということで倍ぐらいの人数が入り、立錐の余地もなくまるで満員電車の中にいるようでした。

通路や喫煙所のタバコの臭いが蔓延している空気の悪い中でしたが、耳をつんざくエレキの音、ビートを刻み続けるドラムス、身体の芯まで響き渡るベースのリズムは退廃的な雰囲気を醸し出す一方、人間の持っている原始的な本能を呼び起こす要素があり、会場の盛り上がりと共に自分の中の野生の部分が刺激を受けているのを感じました。

そしてお目当てのゲスト出演の登場によって会場の熱狂はピークに達しました。

そのゲストアーチストは自身の手掛けた曲に加え『二次元のアイドル』の曲を英語で歌い『インターネット投稿動画配信サービス』で人気のあるアーチストです。

因みに『二次元のアイドル』とはコンピューターグラフィックで作られた『仮想空間のアイドル』ですが、そのアイドルのコンサートには数千人の若者が押しかけるのです。

ゲストアーチストの歌にあわせた一挙手一投足に若者達が腕を突き上げたり、規則正しく飛び跳ねたりあたかも事前演習をしたような息の合ったノリで応える様子は、私にはなんとも言えない異次元の光景でしたがそれなりにノリました(笑)

私はゲストアーチストの曲を聴いただけで帰りましたが、フロアの外の廊下で演奏の余韻にまだ陶酔しきった一人の若者に聞いてみました。

『どうだった?』

『最高っす』

それ以上の野暮な質問はしませんでした(笑)


昨夜のライブは現実の世界の出来事でしたが、街全体を覆う非日常的、非現実的な空間に群れる若者の姿を見ていろいろ考えさせられることがありました。

私のブログは世界最大のソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)のフェースブックに連動しています。

更にフェースブックの中でも5つの違うグループに属しブログを投稿しています。

フェースブックは世界中に8億人を超えるメンバーが集う世界最大の『二次元の情報空間』です。

私は昨年夏からフェースブックを活用していますが、短期間に国内は『北は北海道』から『南は沖縄』まで、更に海外との情報網を構築することができました。

情報網に関しましては以前より独自の情報網の構築に注力していましたが、SNSを通して短期間に構築できた情報網は予想を遥かに上回るものでした。

今年からはこの『二次元の情報空間』で知り合った人たちと出来るだけ現実の世界で対面してより密接な信頼関係を築き上げることを一つの目標にしています。

興味の対象は『二次元の恋人』で『三次元の恋人には興味がない』と言うことでは現実との融合は図れません。

SNSの活用も

『二次元の情報空間内の戯れ』

だけでは同じことだと思います。


人類が初めて手にした真の

『情報の収集、共有、配信』

を可能にしたSNSは間違いなく今後の社会を変革していく上での最大勝つ最強の手段だと信じています。

この手段をどう有効利用していくかが今後の大きな課題です。

映画

『ゴースト/ニューヨークの幻』

は、今ではすっかり女丈夫としての貫禄溢れるデミー・ムーアのメジャー入りのデビュー作です。

1990年に上演された映画ですが、初々しいデミー・ムーアが殺されてゴースト(お化け)となった夫と共にその殺人者を追い詰めていく過程でいろいろな出来事ことが展開される恋愛物語です。

ゴースト

正に『非現実の世界の存在』と『現実の世界の人間』の融合とラブ・ロマンスを描いた素敵な映画でした。

そういう意味では

『二次元の恋人』

に共通するものがあるのかも知れません(笑)

その背景に流れる 1965年にリリースされたライチャス・ブラザースのUnchained Melody(アンチェインド・メロディー)。

とてもしんみりと心に染み入ります。












都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
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アキバ系 への2件のフィードバック

  1. Rumiko Hughes のコメント:
    秋葉原のライブハウスですか、、、お疲れ様でした。
    デミームーア、私も”ゴースト”時代の彼女、とってもかわいいと思っていました。
    先週末、Whitney Hustonがビバリーヒルトンでなくなったんですが、デミームーアも、依存症(Addiction)に苦しんでいるようですね。
    http://www.reuters.com/article/2012/02/07/us-demimoore-rehab-idUSTRE81605Q20120207
    LAに来て、知名度の高いアーティストや役者の多くの人が、依存症に陥っている事を知って、ちょっとがっかりしています。イメージ像の裏側は本当に計り知れない感じで、、、。
    • 都倉 亮 のコメント:
      デミー・ムーアはゴーストの清楚なイメージがつよいだけに残念です。

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