談話室の楽しい会話

Pocket

私が入院している病院の所定の場所でパソコンなどを多少静かな環境ででやることができますが、私は、朝4時ごろから外の景色が一望できる談話室に行き、ラジオ体操をしてからブログ、メール他必要な書き物をしていますが、5時ごろになるとお年寄りが談話室に一人、二人といらっしゃっておしゃべりを始めます。
大体みなさん私より10歳から30歳ぐらい上の方が大半なので、仕事をしながらその方々の話が耳に張ってくるのが楽しみの時もあります。

過日一人の80歳のおご婦人が私のところに来て

「あんた若いのに何でこんなところにいるの?」

といきなり言われました。

「えー。なんでと言いますかちょっと手術をしたもので」

と答えると

「なんで手術なんてするの?だってあんたまだ30前でしょ?」

「はっ?年齢のことですか?」

「そうだよ」

「冗談じゃないですよ。娘が28で息子が25ですよ」

と答えたところにお友達の同世代のご婦人が二人いらっしゃいました、するとすぐに

「ねえねえ。この人いくつに見える?」

と聞くと、一人が

「そうね。35ぐらいかしら」

と。するともう一人のご婦人が

「お仕事は牧師さん?」

とこれまた今まで言われたことのない職業を聞かれました。

私は確かに昔から実年齢より若く見え、亡くなった親父に

「お前は顔が子供っぽいから日本社会では損だ。日本社会は自分みたいな老け顔の方が社会で受け入れられるんだ」

と笑いながら言われたことがありまたが、大体現在実年齢より10歳から15歳ぐらい若く見られることはありますが、30歳前に見られたことは35歳位まででした。

牧師に間違えられたことも今までいろいろ聞かれた職業の中で一度もありませんでしたので、なんとなく嬉しい気分になりました。

早速、その日に家族にその出来事についてメールしました。すると地方にいる息子からは

「昔親父に文明人とそうじゃない人間はユーモアを解せるかどうかで分かると言われた記憶ある」

という一行の返信だけが戻ってきました。

更に娘は

『豚もおだてりゃ木に登る』

というさらに短い返信だけでした。

先週一泊自宅に帰った時に三匹の猫ウィン、ジョイ、シンバがそれぞれの遣り方でもてなしてくれた方がずっと心の癒しになりましたよ(笑)

女房だけが

『パパがそういわれて気分が良かったんなら免疫力も高まって良かったんじゃない?』

というまあ本心かどうかわかりませんが無難な回答で、まあ合格点すれすれの返事でした(笑)

因みに、そのお婆さんたちが歩いてこられた病棟が私の南病棟に対して北病棟の方から来られ、北病棟はいくつかの医局が混じっていると聞いていたので

「ところでお婆さんたちはどちらの医局に罹っていらっしゃるのですか?」

と訪ねましたら

「あたしたちゃみな眼科だよ」

とのことでした。一瞬

「・・・・・・・・・・・・・なるほど」

と。

しかし、この部分は家族には伏せてめメールしたのですが(笑)

































































































































都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 日記 タグ: パーマリンク

談話室の楽しい会話 への2件のフィードバック

  1. ヤシの木 のコメント:
    コントのようなオチまでついた面白い話ですね。
    それにしても都倉さんは、よく談話室で声をかけられますね。
    • 都倉 亮 のコメント:
      老若男女が同じ部屋でいろいろな話をすることが出来る場所って、考えてみると日本中そうは無いと思いますよ(笑)

      私は、治療以外の時は談話室でパソコンをやっている時間が長いから、いろいろな人たちと顔見知りになっているのですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です