スーパーおばあちゃん

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私の周りには聖路加国際病院の日野原理事長を始めとするご高齢にもかかわらず社会的に大きな貢献を果たしていらっしゃるお年寄りが大勢います。日野原先生は特に別格で、今月4日に100歳のお誕生日をお迎えになりましたが、そのエネルギーレベルの高さたるや若者にも負けない程です。
先日NHKで日野原先生の100歳を記念する報道番組をやっていましたが、その多面的にわたるご活躍並びに現在身体を悪くされている奥様始め患者に対する暖かい思いやりが手に取るように分かり、涙なくしては観られない番組でした。

日野原先生以外にも私が尊敬しているお年寄りの中で、都内に住んでいらっしゃる今年84歳になったご婦人がいらっしゃいます。

現在私の最年長のメル友ですが、何が凄いかというと携帯メールを始められたのが80歳を過ぎてからで、送って下さる文章はとても格式高い文章なのですが、ちゃんとところどころに絵文字なども使われたチャーミングなメールを下さいます(笑) 最近IPadを手に入れられたそうで、現在ツイッターやフェースブックに関する勉強もされている様子で、近々デビューされるのを期待しているのです(笑)

このおばあ様はすでにご主人は亡くされていますが、同じ敷地内にご子息夫婦が別建ての家に、長女と次女の方が車で30分ぐらいのところに住んでいて、いつも誰かがおばあ様を訪ね和気あいあいとした生活をされています。

さらに今年生まれたひ孫さんが関西からおばあ様宅に泊まりに来ると、私にはメールで

「面倒を見るのが疲れる」

などと書かれているときがありますが、私なりに行間を読むと 

「嬉しくてたまりません」

とおっしゃっているように読めます(笑)

このおばあ様の明るい前向きなポジティブライフ・スタイルはご本人が自覚しているかどうかは別として精神神経免疫学の上で理想的な生き方をされているのだと思います。

私は2008年に中咽頭癌が左首リンパ節に転移したステージ4の進行癌が発見され、癌の三大治療を全て受けましたが、私にとってはなぜ発症者の95%の患者が喫煙者で、日々飲酒をしている人間が罹る病気に私が罹ったのが謎でした。

私は当時社員に健康オタクと言われるほど健康には気を付けており、毎朝5時に起床して出社する前にトレーニングを行い、たばこは吸わずお酒もたしなむ程度で食事の管理もとても気を付けていたからです。

しかし、その後独学でいろいろ医学のことを勉強した結果、精神神経免疫学という分野に謎を解く鍵があるのではないかと思っています。

簡単に言うと脳が免疫力をコントロールしているわけですが、同時に脳は心の機能にも作用します。それ故心の在り方を変えたり生き方を変えれば様々な病気が乗り越えられるのではないかということを研究している分野です。

まだ、科学的には実証されていませんが、臨床例で癌が自然退縮(自然に消える)するケースには必ず脳の働きが関係していることはほぼ間違いないようです。

自分の生きる意味を理解して、それに向かって行動を起こせば人間は前向きになれ一言でいうとポジティブ・ライフを送れるわけです。この前向きな生き方が普通の人なら絶望するようなことでも、絶望することなくそれに抵抗でき、脳が心と関連して免疫系統にポジティブな指令を送り免疫が高まるという仮説です。

私は34歳の時にくも膜下出血で、55歳の時に癌で2回生死の境を彷徨いましたが、発症したのも、医者が驚くほどの驚異的な回復をしたのもこの精神神経免疫学の分野でしか回答は見つからないと思っています。

この分野を研究している世界的な権威の先生も日本にはいますが、今後私の体験をデータベースに使って頂き、少しでも難病の予防及び治療に役立てて頂きたいと思っています。

そして私自身も大病を経験して希望を失っている人たちの支えになりたいと思っています。




都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 日記 タグ: パーマリンク

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