高気圧酸素療法

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私の癌との闘病記がある程度知れ渡るに連れて多くの質問が寄せられるようになりましたが、治療法に関しての質問も相当数頂きます。

そこで、今左手が不自由でパソコン操作も思うようにならず、本来書こうとしていたブログや癌との闘いの連載もお休みしておりますので、しばらくの間はでき
るだけ皆様から頂く質問の中で多いものに対して私なりの考えをお伝することをブログのメインテーマにしようと思います。

治療法に関しては、私は医療に関しては素人ですし、ケース・バイ・ケースでいろいろな選択肢がありますので、信頼の出来る病院と医師と相談の上、最終的にはご自身の納得のいく治療を選択して下さい。

自分が納得した治療を受けた方がが後になって後悔するケースが少ないことは間違いありませんよ。

最近癌治療に関する 高気圧酸素療法 に関する質問をよく受けます。治療法名だけ見るとそれ自体が何か癌を消失させる治療なのかと勘違いするような名前ですが、簡単に説明すると次のような治療です。

*個室に入り気圧を上げ、身体に通常の2-3倍まで圧力を上昇させ高濃度の酸素を吸収させます。

*これは高濃度酸素を吸収させることにより血液中の酸素量を通常の10-20倍に増加させ、血行を良くして身体の組織により多くの栄養分を運ばせ、人間に備わっている自然治癒力を促進させる結果、障害を受けた組織が修復させるということが原理になっています。

この治療は一回に一時間半から二時間掛かるのですが、この治療を受けた直後に放射線治療を受けると効果が高まるということなので私はセットで受けました。

しかし、私が受ける質問はこの 高気圧酸素療法 単独の治療方法についてが多いのですが、単独治療ですと確かに上記に要約したような効果はあるのでしょうが、それが直接癌治療に直接的な効果があるかどうかは疑問です。

良く免疫療法、自然療法なども完全に現在主流となっている癌の三大治療、つまり手術、放射線治療、化学療法(抗癌剤治療)と切り離して単独で語られることが多いですが、これは日本の医師たちが西洋医学中心の医学教育を受けた結果で、今まで私が出会った数多くの医師の中で西洋医学と東洋医学療法に通じている医師はごく少数です。

鍼灸を始めとする優れた東洋医療も本当の意味で西洋医療と融合して難病の取り組みに向かおうという姿勢は医学会では主流では無いように思います。

私は個人的には、最初の病巣は西洋医学の手法で叩いても、その後のメインテナンスの部分はもっと東洋医学の身体全体ののバランスを考えた治療方法を取り入れるべきだと思いますが、病院の医師に相談しても全面的に賛成する医師はほとんどいないのが現状です。

冒頭の高気圧酸素療法にしても、絶対避けるべきことは医療資格のない様な施設で合法か違法かのぎりぎりの治療もどきを受けることです。民間療法と称して医師法や薬事法に触れたりぎりぎりのことをするところは絶対に避けてください。

しかし、問題は日本の多くの医師がこういった問題に対する知識がないことによるもので、東洋医学の専門家に聞くと民間医療に近い保険の効かない治療法を紹介されるケースもあってお困りの方も多いと思います。

我田引水になりますが、私の研究は病気に向かい合う人に対して分かりやすい初歩的なのガイドラインになると思いますので、出版物になったらいち早くご紹介したいと思います。


都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 健康 タグ: パーマリンク

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