スティーブ・ジョブズ氏の死

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アップルの総帥で時代の寵児であり続けたスティーブ・ジョブズ氏の死は同世代の私としてもとても残念なものでした。

無論、彼が今後どんな新しいコンセプトを世の中に問うたであろうということに関する面も大きいですが、私はジョブズ氏とは一つの共通点があったからです。

それは癌との闘病でした。

ジョブ氏が2004年に膵臓癌(すいぞうがん)を患い、その後肝臓移植を受けて癌との闘病を続けていたことは今回いろいろ紹介されましたが、一部のメディアでクローズアップされたのはジョブズ氏の食生活に関する問題でした。

ジョブズ氏はVegan(ベーガン)というベジタリアン(菜食主義者)の中でも一番厳格な肉、魚、乳製品はもとより蜂蜜も生き物から取れる栄養素ということで禁じている菜食主義のグループに属し、食生活もその教えに忠実に従っていたと報道されていました。

問題はこの報道の真偽の程ですが、現在多くの学者が癌患者が口にすべきではない食材として、肉、乳製品などをあげています。中には、癌患者が肉を口にすることは自殺行為であるとまで言い切る学者もいます。

私も2008年に中咽頭癌が左首リンパ節に転移したレベル4の進行癌の放射線・化学療法、手術を受けた後、食生活に関してはかなり研究しましたが、過日のブログにも触れましたが、学者や専門家の意見を全て取り入れると基本的に食べられるものが殆ど無くなってしまいます(笑)

多くの場合は、癌は 血液の汚れることが原因なので 血液を汚す食材は避けるという考えに基づいています。

そういう意味で、もしジョブズ氏が厳格にVegan式の食生活を踏襲していたとしたら、一部の学者の説に限りなく沿う食生活を続けていたことになります。

しかし一方、一部の専門家はジョブズ氏の激やせぶりを見て、明らかに動物性たんぱく質の欠如だと言い切っています。

因みに私の主治医は、癌患者が肉類を含めた動物性たんぱく質を摂ってはいけないというのは邪説で全く根拠がないと言い切っています。

そして、仲間と焼き肉を食べる時も皆が手を付けない脂身を好んで食べると、にこにこして言っています。

私は必ずしもこの考えには賛成ではありませんが、誤解なきように言っておきますが、この私の主治医は耳鼻咽喉関連の癌に関しては日本の最高権威の一人です(笑)

しかし、癌患者が自分自身で出来ることの最大のことは口から入るものをコントロールすることですから、私自身食品、食材に関しては専門家も交えかなりの研究をしており、これからも研究を続けていきたいと思っています。

大切なことは極端に走らないことです。心が弱っている人間を対象とした商法もいろいろあり、中には新興宗教的な集団に入会して 最後は神の水 などというものだけを飲み続け餓死状態で亡くなった方などの話も実際に伺いました。

余り神経質になりすぎますと、それ自体が強いストレスとなり闘病生活に支障を来しますのでご注意下さい。








都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
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