飲酒と喫煙

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先日大学時代の仲間の集まりがあり、和気あいあいと楽しいひと時を過ごしました。皆大いに飲み大いに食べて酔いが回るにつれて昔話に花が咲き話題が尽きませんでした。

しかし、私の世代では大人になったらタバコも嗜むのがどちらかと言えば当然というような風潮がありましたので、未だ喫煙者が半数近くいました。

昔の仲間の集まりなのでついたてを立てて禁煙席と喫煙席に分けることも出来ず、最初は大まかな分け方で左右に分かれていましたが,紫煙は自由に左右を行き来するのでタバコを吸わない私には久々に間接喫煙をさせられました(笑)

中咽頭癌を患ってからはタバコの煙のあるところは極力避けて来ましたので、狭い空間でタバコの煙が充満している場所は久し振りで、結構息苦しい思いをしました。

ところで、私の患った中咽頭癌は 95%の患者が喫煙者で常時飲酒している人間 ということです。私の場合は30代の前半でタバコは止めましたし、お酒も付き合い程度でしたので残りの5%に入るわけです。

更に、三井物産から独立して20年間病気が見つかるまで日本にいるときは毎朝5時に起床してトレーニングをしてから出社するという生活を続けていましたし、栄養に関しても人一倍気をつけ、アメリカから栄養学の専門書を取り寄せたりして、社員からは 健康オタク と言われてからかわれていました(笑)

そういう私が 中咽頭癌 の告知を受けたのです。正に 青天の霹靂 で医師の言葉の意味が理解できないぐらいでした。

闘病記に関しましては毎週水曜日のブログに 『癌との闘い』 という表題で連載していますが、現在タバコを吸っている人達に一言。

タバコに関しては100%(少なくとも私の聞いた医者では)即刻止めるべきと言います。私の主治医は、タバコを吸うことは

『自殺未遂』

と同じだと断言するほどです。

私自身30代前半までタバコを吸っていましたので喫煙者の気持ちは分かります。しかし、タバコに関してはありとあらゆるデータからも絶対に止めるべきだと私も断言します。

一方、飲酒に関しては程度の差はあるものの医師によって基準がまちまちの様です。

以前通っていたスポーツクラブで、比較的飲酒に寛大な医師がいましたが、その先生はお酒を飲みたいがためにジムで汗を流している愛飲家の会員から 名医と 崇められていました。

因みに、私の主治医は私が退院するときに

『都倉さんの場合はタバコもお酒も嗜まれないみたいですが、お酒は飲んでも構いませんよ』

と言われました。

『へーっ?どの程度飲んで良いのですか?』

と聞き返しましたところ

『ビールをコップに一杯ぐらいを週に二回程度ならオーケーですよ』

と。

『先生!それお酒飲むって言わないんじゃないですか』

と笑いましたが、そこまでしても飲みたい患者がいるそうで、かえって禁止すると陰で飲んでしまう人もいるそうです。

皆様も飲酒もほどほどに。

因みに、私は病気をしてから一滴も飲んでいません(笑)


 


都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 健康 タグ: パーマリンク

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