六本木なう

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先日知り合いの外国人から携帯にメールが入り

“Dear Ryo, We are going to an Italian restaurant in Roppongi. Can you join us?(リョウへ、我々はこれから六本木のイタリアンに行くけど参加できますか?“

という連絡でした。

私はたまたま六本木の近くにいたのでいたずら半分で

“Roppongi now. Italian will(六本木なう、イタリアンうぃる)”と返信したところ、

“What do you mean?(どういう意味ですか?)”

と再度メールが来たので落ち合ってから説明したら大笑いしていました。

この 現在を『なう』、過去を『わず』、未来を『うぃる』 で伝える表現はツイッターの普及が拡大したのとともに広がったといいます。ツイッターは一回のメッセージを伝えるのに140文字と制限があるために、文字オーバーせずに情報を多く伝えるためには出来るだけ短い言葉で表現する必要があるからです。

言うまでも無く『なう』はもともとは英語の“now”から来ています。転じて日本語では現況を伝えるために語尾につけることが一番ポピュラーみたいです。

例えば六本木のあとに『なう』をつければ 今六本木にいます という意味になり、何かをしているという意味で使いたい場合は、例えば打ち合わせの後に『なう』をつければ 打ち合わせをしています ということになるのです(笑) 『わず』と『うぃる』は同じ意味の過去形と未来系です。

ですから上述の『六本木なう。イタリアンうぃる』は、『今六本木にいます。イタリアレストランには参加します(行きます)』という意味になるのです(笑)

私は2008年8月に 中咽頭癌が左首リンパ節に転移したレベル4の進行癌が発見され 放射線/抗癌剤の併用治療、手術と癌の三大治療を全て受けました。

発見された段階が非常に遅い段階だったので、二年以内に転移再発する確率が80%以上、3回目の正月を迎えることも難しいという診断でしたが、天命でこの期間を無事乗り切ることができ今日を迎えています。

因みに、今では毎朝4時に起床して一日の活動を開始しており、発病前より元気なくらいです(笑)

そして大きな病で苦しんでいる人達やご家族の人達に私の体験談を伝えることにより希望を与えてたいと思い、日々のブログで情報配信し、毎週水曜日のブログでは 癌との闘い という表題で『闘病記』を連載しています。

ツイッター言葉で言えば

『癌わず(癌を患った)、元気なう(現在は健康でいる)、希望うぃる(希望をあたえる)』

とでも言うのでしょうか(笑)

都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 文化 タグ: パーマリンク

六本木なう への2件のフィードバック

  1. ゆうちゃん のコメント:
    今日 「いきいき」で記事を読ませていただきました。
    大変つらい思いをされたのに驚きました。 とても 前向きに 一生懸命に生きられて励まされました。
    去年 乳がんで 手術・抗がん剤・放射線・ホルモン治療の フルコースで治療が始まり 放射線の照射による肝臓障害で再入院 薬の副作用で体はボロボロ 辛い日々です。
    「試してみます。」つらい思いを書き出す事に 心が病まないように 落ち込まないように語学力の無い 私 思いをつたない文章であらわせるか・・・
    心を整え・収め・片付け 強くなります。

    一歩を踏み出したことをお知らせしたく コメントさせていただきました。



     
    • 都倉 亮 のコメント:
      お辛い思いをされましたね。

      毎週水曜日に 癌との闘い という表題で 闘病記を連載しています。少しでもご参考になれば幸いです。

      私も心身ともぼろぼろになりました。その時に 最後の絆となったのは 希望です。

      希望を失わないで下さい。

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