PET-CT検査

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先週の土曜日に PET-CT検査 を受けました。

PET-CT検査とは 最新の癌検査 のひとつです。

簡単に言うと、PETは癌の存在を明らかにするのに対してCTは癌のある場所を示します。 一方、PETは癌の正確な場所は分かりづらい場合があり、CTは小さな癌の区別が難しいという難点がありました。

PET-CTは両者同時に撮影することにより、癌の位置を正確に知ることが出来るのです。

4回目のPET-CT検査で、今回は経過観察の一環の節目の検査でしたが、一番最初は 中咽頭癌が左首リンパ節に転移したレベル4の進行癌が発見されたときに、更なる身体への転移が無いかどうかの検査のために受けました。

その時は 癌の転移がどこまで進んでいるか不安におののいていましたので 検査が終了したら直ぐに結果を教えて欲しいと詰め寄りましたが、

『5日後に主治医の手元に届きますので、主治医から説明します』

という機械的な回答でした。

以前もブログで マニュアル的な応対 に付いて書きましたが、通常の検査結果を知らせるのと レベル4の進行癌がどこまで身体の他の部位に広がっているか を検査した結果に対しての応対が同じというのは、患者の悲壮な気持ちを理解していないマニュアル的な回答以外の何でもなく、もっと患者の 心の内を汲んだ 応対が求められます。

結果的には、癌の転移は左首リンパ節で止まっていましたが、 その後の治療、手術の様子に関しては毎週水曜日に連載している 『癌との闘い』に書いています。

私の場合のように、毎年定期健診を受け続けても レベル4まで進行した癌が 発見されることがありますので、定期健診だけでは十分とはいえませんが、生活習慣病予防検診でも40%ぐらいの受信者が『要精密検査』の指導区分に属するとのことです。

しかし、問題はこの『要精密検査』に属する人達が指導に基づいて精密検査を受ける割合が
33%というデータ結果です。詰まり、『要精密検査』と指導を受けた人の67%の人が2次精密検査を受けていないというのです。どんなに最新の検査機器が開発されても、検査を受けなければ癌は発見されません。

癌は 早期発見 に越したことはありません。

発見が早ければ 治療方法などに付いてもセカンド・オピニオン、サード・オピニオンを聞き自分の納得のいく治療方法を選ぶ道が広がります。

発見が遅れるとそれどころではなくなり、治療の選択肢も非常に制限されます。

最終的には 天命に委ねる 以外にありませんが、事前に自分が出来ることは全て行えば、それだけ早期発見の確率も高くなります。

病気になってから後悔して病院に頼るのではなく、病気の予防のために病院を有効利用すること をもっと考えるべきです。

都倉 亮 について

1953年生まれ。幼少の頃11年ドイツで過ごし、アメリカンスクールに学ぶ。慶大卒後三井物産に13年勤務。その後会社経営を経て現在執筆を中心に活動。日本の素晴らしい面、世界基準に変えねばならない面を長年の海外生活で培った目で発信して行きたいと思います。
カテゴリー: 健康 タグ: パーマリンク

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